支払額のすべてが所得控除の対象になる

個人型確定拠出年金と言ってもピンと来ないかもしれませんが、iDeCoと言えば聞いたことがある方も多いと思います。このiDeCoをするとどのようなメリットがあるのでしょうか?iDeCoのメリットは、大きく分けて3つあります。その1つ目は、支払った額のすべてが所得控除の対象になることです。老後の資金を確保するためにあるものですが、現役世代のうちからそのメリットを享受できるのです。所得控除となれば、所得税と住民税の税額を減らす効果があります。所得税の税率は所得金額の大きさにより変わるため、減税となる割合は人によって異なりますが、最低でも支払額の15%ほどの減税効果があります。

運用益に対して課税されない

2つ目のメリットは、実際に受け取るまでの間に発生する運用益に対して所得税がかからないことです。通常、株式投資をして譲渡益が発生したり配当を受け取ると、所得税と住民税を合わせて約20%課税されます。ところが、iDeCoの運用で発生した利益に対しては課税されないため、そのまま次の運用に回したり、将来の受け取り額にすることができます。

受け取り時に控除を受けることができる

3つ目のメリットは、60歳以上になって年金もしくは一時金を受け取る際に、公的年金等特別控除または退職所得控除が適用され、所得税がかかりにくくなることです。実際に、受け取るときにも税金が発生しないということも珍しくありません。受け取り方を選択することができるため、実際に受け取るときに有利になる方を選択することもできます。

個人型確定拠出年金は、途中でお金を引き出すことができないので、「複利」の運用となります。複利とは、運用で得た利益を再投資していく運用方法のことです。